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12年住んで感じた私の家のこと

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こんにちは。大橋建設の大橋由紀子(嫁)です^^

2023年、わが家はリフォームをして12年が経過しました。
今回は、10年以上経過したわが家について思うことをお伝えしようと思います。
これから新築やリフォームで家づくりをする方の参考になればと思います^^

わが家は事務所の2階です。
もともと鉄骨の作業用倉庫で、結婚した時に倉庫の2階部分を居住スペースにリノベーションしました。

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私は、主人と結婚する前に10年程地元の工務店に務めていたので少しばかりは家づくりの知識がありました。(あると思っていました。)

主人の経営する工務店に嫁いで、
同じ工務店でも建てる家がこんなに違うのかと衝撃を受けたことは今でも忘れません。


主人の建てる家は、木が美しくて、香りがよくて、大工さんの仕事が見える家づくりでした。
(自慢するようで、なんだかすみません。汗)

私の実家は、大手ハウスメーカーで建てている家ですべて新建材でつくられています。
(※新建材とは?・・・本物を模造した工業製品・大量生産品)
壁はクロス貼り、床は複合フローリング。
美しいのは最初だけで、年月が経つほどに劣化していくのです。
自然素材に比べて材料の価格は安い。
でも大手ハウスメーカーだから、家の価格は安くありません。

そんな家しか知らなかったので、木の香りに包まれたときは本当に感動してしまいました。
だから私は自社の家づくりに自信をもっているし、大好きです!
日々大工さんの仕事も見ているから、目が肥えて(笑)
この大工さんに作ってほしい~なんて思ったりもします^^

だから、自社で働いている若い大工さんたちの成長がうれしいのです。

経験を積み重ねてこその大工職人は、貴重な存在だなぁ~としみじみ…。

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話を戻し私の家の話へ。
倉庫の2階に作った我が家ですが、なんとなくこんな雰囲気にしたいな~という
想いと共に急ピッチで話を進めていったので、細かく考える時間はあまりなくて。
使用材料は主人が決め、色合いを私が決めていった、そんな感じで完成しています。

今、この家に住んで12年が経過しました。

12年住んでの感想は、自然素材で作られた家は本当にいい!!よかった!!と心からそう思います。


無垢材や漆喰・珪藻土は自然素材で生きているから室内の空気をいつもきれいにしてくれます。
匂いがこもったり、どんよりとした空気感は全くありません。
自然素材は呼吸して生きているんだな~と実感しています。

自然素材でなかったら、きっと今頃劣化してるところも多かったかと思います。
私の家で使っている、一部の既製品ですが、表面の木目シートが剥がれてきているからです。
経年劣化とはこういうことか・・・と実感することになりました。

もうひとつよかったことは、カラーと間取りをシンプルに作ったこと。
正直、年齢を重ねるとインテリアの好みも変化します。
だんだん落ち着く空間が好きになっていきました。

 

私の家のカラーは、木とホワイトでシンプルなので、好みの変化には家具や雑貨で対応することができました^^

​(今はグリーンのキッチンですが、元々はホワイトです^^)


部屋の作り方についても、最初から造作や間仕切りを作り込まないほうが
あとで自由が効きます。
家具で好きな雰囲気をだしたり、模様替えもできるからです。

なにより予算が抑えられます。
(飽きっぽい方はぜひそうしたほうがいいですよ。)

そんなこんなで12年経った私の家は

今でもお気に入りでますます愛着がわいています。

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